写真集「ダレオド」刊行記念 中川正子トークイベント 

8月 4th, 2017

トークイベントのお知らせです。
写真集「ダレオド」刊行記念
中川正子さんのトークイベントです。

8月18日(金)  開場 19時  開演 19時半
1ドリンク付  1500円  (定員30名 要予約)
ご予約は tel 096-355-1276
または メールにて info@zakkacafe-orange.com

・トークイベントにご参加いただいた方には、
『ダレオド』オリジナルポスターをプレゼント
・『ダレオド』お買い上げの方には、
オリジナルプリント(L版)をプレゼント

 

表紙

 

 

 

 

 

 

 

「誰も見ていないみたいに、踊って」

 

どこかの牧師が書いたそんな言葉を以前、アメリカのスーパーで見かけた。
その一文は心のどこかにすっと、静かに沈み、美しい景色となってずっと、
わたしの中に存在しました。
夢中で踊る誰かの姿とともに、いつしか、「踊る」という動詞は、
わたしにとって、生き生きと生きることの、象徴になりました。

わたしは、ひかりを集めたい。
戦い争い傷つけ合うこと。不安や恐怖や絶望。
それらに抗う代わりに、わたしはひかりを粛々と集めたい。
わたしの、あなたの、彼らの、生きる日々にこぼれる、ひかり。
はかなく、強く、おだやかに、鋭く。
それらを余すところなく拾い、積み上げることは、わたしにとって、
強い祈りのようなものです。
歌が作れないから、歌の代わりに。踊るみたいに。

拾い集めたひかりの粒はやがて、わたしの手を遠く離れ、
それぞれが呼応し合って、明るさを増してゆく。
ひかりに包まれたひとびとは、抱き合って許し合い、恐れは消えてゆく。
そこは、助け合い、分け合い、愛し合うひとびとの世界。
そこからもう、焦点を離さない。そう、決めました。

ね、誰も見てないみたいに、踊って。

 

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■中川正子(なかがわ・まさこ) Masako Nakagawa

1973年横浜生まれ。
1995年、津田塾大学英文学科在学中にCalifornia state university,Haywardに留学。写真と出会う。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。写真展を定期的に行い、雑誌、広告 、アーティスト写真、書籍など多ジャンルで活動中。2011年3月に岡山に拠点を移す。現在、岡山を拠点に全国、海外を移動する日々。
著作に自身の出産と震災後の世界を描いた写真集『新世界』(PLANCTON)、東日本大震災の後に岡山へ移住した人々の暮らしをモチーフにした物語『IMMIGRANTS』(Octavus)、2017年春、最新写真集『ダレオド』(Pilgrim)刊行。他に『旅の響き』(宮沢和史氏と共著、河出書房新社)『通学路』(PLANCTON) など。

 

 

 

 

 

 

 

2 Responses to “写真集「ダレオド」刊行記念 中川正子トークイベント ”

  1. すずき Says:

    いきなりすみません、あしたのモバイルハウスの対談に行くものですが、明日の対談は屋外であるのでしょうか、それとも別会場であるのでしょうか。

  2. orange Says:

    イベントが終わってから、コメントに気付きました。
    申し訳ございません。

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